アスワンのアブ古代遺跡

アブ遺跡
古代都市アブの遺跡とアスワン博物館（修復のため一部閉鎖中）は、エレファンティネ島の南端に位置し、エジプト旅行パッケージで訪れることができます。番号付きの案内板や再建された建物は、紀元前約3000年から紀元14世紀までの島の歴史を示しています。遺跡の中で最大の建造物は、部分的に再建されたクヌム神殿（第6、12、13のプレート）です。古王国時代に氾濫の神のために建てられ、1500年以上使用された後、プトレマイオス朝時代に再建されました。エジプトツアーパッケージでゆっくり見学できます。

その他の見どころには、第4王朝のスネフェル王（紀元前2613〜2589年、クフ王〈大ピラミッドの建設者〉の父）が建設した小さな段状ピラミッド、小さなプトレマイオス朝の礼拝堂（15、現在はアスワン・ハイ・ダムの南に位置するカラブシャ神殿から移設）、第18王朝（2）のハトシェプスト女王（紀元前1473〜1458年）が女神サテトのために建てた神殿、クヌム神の化身と信じられていた聖なる雄羊の墓地（11）、そして紀元前5世紀のユダヤ系アラム人植民地の遺跡などがあります。これらすべてはエジプトツアーで訪れることができ、まるで当時に戻ったかのような体験ができます。

クヌム神殿第7号ニロメーターは、クヌム神殿の南側の欄干の下にあります。古代では天体の兆候や神官の予言のほかに、良い収穫を予測できるのはこのニロメーターだけでした。これはエジプト日帰りツアーで見ることができます。

クヌム神のニロメーターは第26王朝の時代に建設され、ナイル川の最高水位を測るための小さな水槽へ降りる石段があります。この南端の町でニロメーターが高水位を示すと、それは豊作を意味し、すなわち税の増加を意味しました。エジプトのオールインクルーシブ休暇でぜひ訪れるべき場所です。もう一つの階段には壁に目盛りがあり、水槽の北端から水面まで続いています。

アスワン博物館の近くのシカモアの木の下（アスワン日帰りツアーで訪問可能）から川岸へ降りると、サテト神のニロメーターがあります。これはプトレマイオス朝後期またはローマ時代初期に建設され、19世紀に修復されました。階段には屋根があり、壁のくぼみには油ランプが置かれていました。川へ降りる際には注意深く見てください。エジプトの格安ツアーでは、左側の壁に刻まれたローマ総督たちの名前を見ることができます。