カイロのイスラム美術博物館

カイロのイスラム美術博物館

カイロのイスラム美術博物館

イスラム美術博物館を訪れてみましょう。ここは世界でも有数の大規模な博物館であり、インド、中国、イラン、アラビア半島、レバント、エジプト、北アフリカ、そしてアンダルシアなど、さまざまな国から集められた数多くのイスラム美術品を収蔵しています。ETBツアーズ・エジプトと共に、この博物館見学はカイロでの最高の体験になるでしょう。散策しながら、膨大な数のイスラム美術に触れることができます。博物館はカイロのポートサイド通り、バーブ・アル・ハルク広場に位置しています。

この博物館は1903年に開館しました。イスラム博物館を建設するという構想はハディーブの治世中に現れ、数多くの遺物が収集されました。最初はアル=ハーキム・モスク内に小さな建物として設けられ、「アラブ博物館」と呼ばれていました。その後、ハディーブ・アッバース・ヒルミ2世の治世下で正式に開館しました。

博物館で見られるもの

この博物館を訪れると、王侯貴族の貴重な所蔵品を目にすることができ、他では見られない体験ができます。初期の収蔵品は、イスラム美術に関心を持つ一部の王侯が寄贈したものでした。その後、王族からの寄贈品が増え、コレクションは拡大しました。例えば、ファルーク王は織物や印章を寄贈し、他の王侯はイランやトルコのカーペット、磁器、オスマンのガラス製品を提供しました。

古典的エジプトツアーでは、世界の有名博物館に匹敵する貴重な品々を目にできます。観光客を魅了するアンティークだけでなく、天文学や工学、外科・瀉血に使われた道具なども展示されています。砂時計や、彩色ガラスのランプ、光り輝く陶器なども楽しめます。

イスラム時代の貴重な宝庫

この博物館にはウマイヤ朝やアッバース朝の時代の作品が数多く収められています。エジプトの職人が象嵌や彩色、装飾を施したウマイヤ朝時代の木工品や、アムル・イブン・アル=アース・モスクの木材も見ることができます。トゥーローン朝時代の木工品はイラクの装飾に似た美しい意匠が特徴であり、サーマッラーの装飾に通じる希少な芸術作品です。

金属工芸では、最後のウマイヤ朝カリフ、マルワーン・イブン・ムハンマドの水差しが特に有名です。これはイスラム初期を象徴する重要な作品です。

また、マムルーク時代やウマイヤ朝時代の非常に稀少なコーラン写本、「薬草の書」と呼ばれる写本、紀元31年(西暦652年頃)の墓碑なども展示されています。

博物館とカアバ神殿の鍵

博物館では、金メッキを施した銅製のカアバ神殿の鍵、そしてイスラム最古とされる紀元77年(西暦696年頃)の金貨ディナールも展示されています。その他、古代の分銅、セルジューク朝、インド、ムガル帝国時代のウールやシルクのトルコ絨毯も所蔵されています。

博物館の価値

イスラム美術博物館は、ムハンマド・アリー・パシャ時代に始まった文化復興運動の一環で建設されました。イスラムの遺産を保存し、世界中から人々を引き付ける教育的・文化的な拠点となっています。

収蔵品はビザンチン美術やササン朝美術の影響を受けていますが、イスラム独自の特徴を持っています。装飾は文字、幾何学模様、植物文様などに基づいています。

博物館の部門
木工・金属部門

ここではウマイヤ朝・アッバース朝時代の木工品、ミンバル(説教壇)、コーラン朗読者のための椅子、王侯貴族の古い木箱などが展示されています。金属部門では、マムルーク時代の燭台や医療器具、金銀を施した豪華な椅子などがあり、精緻なイスラム装飾で飾られています。

陶器・ガラス部門

陶器部門には、ウマイヤ朝時代の作品、ファーティマ朝やマムルーク朝時代にエジプトで作られた金属光沢の陶器、さらにイランの陶器が展示されています。ガラス部門では、シリアやエジプトで作られたアイユーブ朝やマムルーク朝の美しいランプなどを見ることができます。

忘れられない体験

イスラム美術博物館を訪れることは、イスラム文明の偉大さ、芸術、工芸、そして宝物を深く知る特別な機会です。ここに展示されている傑作は、優れた芸術家たちの卓越した技術によって生み出されたものです。

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